その飲食店は、忙しい時は忙しいけれど、暇な時もあって、暇な時は勉強を奥さんに見てもらうことができたので、私も仕事中でも気兼ねなく簿記の勉強をしていました。
それまでに、編み物や洋裁のお稽古事ならいろいろやったことがあるのですが、学校の勉強でもないのに、本格的な勉強をしたのはその時が初めてでした。
始めた時は、簿記の1級を取れば税理士さんにもなれると聞いて、税理士さんになれたら将来も安心だなと気軽な気持ちで勉強を始めたのですが、これがなかなか大変で…。
私には数学的素養が0だったようで…。
なかなか簿記の仕組みというものが理解できず、きっと奥さんもイライラしていたことでしょう。
暇な時は、練習帳なども作って問題を解いていたのですが、だんだんと興味も薄れ、転職したこともありそれっきりになってしまいました。
途中まであれだけ頑張ったのだから、試験ぐらい受けておけばよかったと今でも思います。